dowel

ADR-0006: 名称は未確定。仮称 dowel を用いる

状態: Proposed

選定基準

  • 4〜6文字
  • CLI 名がそのまま動詞的に読める
  • 既存 OSS・商標との衝突が少ない
  • 日本語話者にも発音が一意

候補

候補 由来 所感
dowel ダボ(木材接合用の丸棒) FFI = 接合を名称に主題化。衝突が少ない
tenon ほぞ(継手の凸側) 同上。tenon.io(別分野)が存在
kumiki / tsugite 組木・継手 一意性が最も高い。非日本語話者に発音の学習コスト
lathe 旋盤 加工・生成の含意。英語圏で発音が割れやすい
rebar 鉄筋 堅牢さの含意。PCIe Resizable BAR と表記衝突
splice 継ぎ合わせ splice(2) と衝突

決定

dowel を採用する。ただし下記の調査結果を踏まえた確認が残る。

調査結果(2026-07 時点、一次調査は未了)

既存プロジェクト

対象 状況
PyPI dowel 使用中。rlworkgroup/dowel(機械学習研究向けロガー、MIT)。更新は停滞している
npm dowels(複数形) 使用中。jaredreich/dowels(クライアントサイドルーティングライブラリ)
crates.io dowel 未確認
GitHub org / ドメイン 未確認

分野が異なるため混同の恐れは小さいが、PyPI 名前空間は取得できない。 本システムは Python 拡張の輸出を目標に含むため、 将来 PyPI へ何かを公開する場合は別名を要する。

商標

USPTO データベースの検索では、ソフトウェア分野(第9類・第42類)における DOWEL の登録は確認されなかった。ただしこれは検索エンジン経由の間接的な確認であり、 TESS / TSDR による直接検索は未実施。

商標に関する認識の訂正

「一般名称は商標たり得ない」は、その指定商品・役務に対して一般名称である場合に限る。 dowel は木工用品に対しては記述的だが、ビルドシステムに対しては恣意的(arbitrary)であり、 この分類では強い識別力を持つ。

したがって次の2点が帰結する。

  • 他者が第9類・第42類で DOWEL を登録する余地がある(現時点で未登録であっても)
  • 逆に、こちらが登録を目指すことも可能である

未了事項

  • 一次調査: USPTO TESS、日本国特許庁 J-PlatPat、EUIPO eSearch での直接検索。 実装着手前に必須
  • 名前空間の確保: crates.io、GitHub org、ドメインの確認と取得
  • パッケージの呼称(Cargo における crate に相当)の決定。 これを先に固定しないと以後の用語が安定しない。候補: peg